好きだけど、近づかないでくださいっ!
そうだ、私。自分が好きになった人とデートに行くの初めてなんだ。
男の人と出掛けたりしたことはあるけれど結局、好きになれなかったから付き合ったこともない。
そんな私が今、ずっと辛くて苦しかったスキサケを克服できるかもしれない。
私の小さな勇気を康介くんは、一瞬驚いていたけれど、すぐにクシャリと笑顔を見せて了解と言ってくれた。
「わぁー。とても綺麗ですね」
入り口を入ってすぐにある大水槽はたくさんの魚たちが泳いていて、家族連れの人たちやカップルがみんな見入っている。
私たちもそれに習うようにして、同じように水槽を見つめる。あれはなんだろう、エイかな。
「すげーな。イワシの大群」
ふと、横を見ると子どものように目を輝かせた康介くんの姿。スキサケが全くなくなったわけじゃないけれど、落ち着いている気がする。
好きな人のこんな風な表情を見られるなんて。
男の人と出掛けたりしたことはあるけれど結局、好きになれなかったから付き合ったこともない。
そんな私が今、ずっと辛くて苦しかったスキサケを克服できるかもしれない。
私の小さな勇気を康介くんは、一瞬驚いていたけれど、すぐにクシャリと笑顔を見せて了解と言ってくれた。
「わぁー。とても綺麗ですね」
入り口を入ってすぐにある大水槽はたくさんの魚たちが泳いていて、家族連れの人たちやカップルがみんな見入っている。
私たちもそれに習うようにして、同じように水槽を見つめる。あれはなんだろう、エイかな。
「すげーな。イワシの大群」
ふと、横を見ると子どものように目を輝かせた康介くんの姿。スキサケが全くなくなったわけじゃないけれど、落ち着いている気がする。
好きな人のこんな風な表情を見られるなんて。