この恋、理由はいりません



『好きな女性のタイプは』と最後に書かれた質問が目に入る。



「恋愛にかんしての質問は必要でしょうか?」

「いや〜それがあったら女性ウケがいいんだよね。でも、嗣永部長はあんまりそう言った話はしたがらないから聞くのは難しいかも何だけど…」


「じゃあ、この質問は無理では…」


「頑張って」


肩に乗せられ、無言の圧力とも言える押し。断れるはずもなく、小さく頷いた。


「アポは今日の3時にQueen09caféでだから。いきなりだけどよろしくね」





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