Everlasting true love♡♥Ⅱ


そう・・・・・・
あった・・・・・・


幹部室へ急ぐ私を下っ端が止めた。
下っ端の分際で姫である私を止めた。

気安く触らないでよ!!

その腕を払い除け、睨みつけた。
邪魔をする奴は誰だろうと許さない。

一瞬怯んだ下っ端だったがもう一度私の腕をつかむ。

華「触らないで!
  邪魔よ!!」

「・・・。」

何も言わない彼。

華「下っ端の分際で姫に逆らうつもり!?」

「・・・。」

これをも無視。
苛立ちを隠せない私は怒鳴り声をあげた。

華「離せよ!!!!」

「黙れ。」

私の殺気を含んだ怒鳴り声は全く効いていない様子。それどころか何倍も強い殺気を含んだ声で私の動きを封じた。

金縛りにあったように動けない。

こんな経験なんてしたことない私は怖くなった。

目に涙をためて下っ端の目を見つめる。


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