Everlasting true love♡♥Ⅱ
海「・・・」




海斗の眉間に皺がよったのを見過ごさなかった。




どうして?
私が帰ってきたんだよ?
明るい、優しい顔で迎えてくれないの?
温かく逞しい腕で、胸で私を包んでくれないの?



どうして?
どうして?





華「海斗・・・?」

海「何しに来た。」

華「え?」


どういうこと?
私は姫、いたっておかしくないでしょ?


あれ?


私がいなくなっていたのに倉庫にはたくさんの人がいる。いつもみたいに探しに行っていないの?
ああ、そうか、乃愛瑠って言う悪役がいなくなって安心しきっちゃったんだね?
そっかー・・・乃愛瑠って言う意地悪な存在がいないと守ってくれないんだー・・・。



< 168 / 321 >

この作品をシェア

pagetop