Everlasting true love♡♥Ⅱ
「着きました。」
乃「ありがとう。」
「一緒に行こう。」
乃「分かりました。」
一歩、また一歩。
足取りは重くなる。お別れなんてしたくないって言っているようだ。そんなこと自分でもわかってる、もっと一緒にいたいって心の奥底では思ってる。
「入らないの?」
乃「少し、緊張して・・・。」
「大丈夫、隣にいるから。この先ずっと。」
乃「・・・。」
あたしの居場所はこっち側。日陰の世界。
心の奥底の気持ちに蓋をし、あたしは倉庫の扉を開けた。
乃愛瑠side
end