Everlasting true love♡♥Ⅱ




「組長!!朝比奈組が攻めてきました!!」

壮「!!壮太が!?」


  バン!


麗「壮真(そうま)何があったの!?」

壮「大丈夫だ、麗良。
  お前はあの子たちについてて
  やってくれ。
  すぐ片づける。」

麗「壮真・・・気を付けてね・・・。」

壮「ああ。」





兄、壮真は穏やかな顔をして俺の前に現れた。

抗争だぞ?

なんだその面は!!

俺の知っている抗争はそんな余裕な顔なんてしていられる奴なんていなかった。






俺は気付いた。



兄は抗争を知らないんだと。



腹立たしい。



俺は話し合いで解決しようとしている兄に憎しみが抑えられなかった。





睨み合っていた一之瀬組と朝比奈組は話し合いなんてする暇なく抗争開始。





殺す!
殺す!!



俺は死に物狂いで兄に向っていった。

俺の撃った弾を避け、
振るった刀も避け、
拳すら当たらない。


なぜ?


あんなに頑張ってきたのになぜ当たらない?


なぜ?
なぜ?


兄の顔は変わらず穏やかだ。

なぜそんな顔をしていられる?
タイミングを間違えれば死ぬんだぞ?
俺を下に見ているからか?


ふざけるな!!!



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