Everlasting true love♡♥Ⅱ
壮「壮太、やめろ。
  お前に俺は殺せない。
  俺にはお前を殺す意味がない。

  だから、やめないか?
  こんなくだらない抗争。
  なんで兄弟で殺し合わなければいけない?」



くだらないだと・・・・・?

壮「それは俺が朝比奈組で、
  あんたが一之瀬組だからだ。
  分家とはいえ朝比奈は
  ずっとこの時を待っていたんだ。
  それが今、俺達の代で起こった、
  それだけのことだろ?」


それでも兄は分からないと言って俺の攻撃を避け続けた。





兄は俺に一切攻撃しなかった。





どこまで俺をバカにすれば気が済むんだ!!

銃を構えろ!!
刀を抜け!!

俺に向かって来い!!




じゃなきゃ、力の差を思い知らされる。

武器を持ってない兄に傷一つつけられないなんて・・・・









攻撃を止め、腕をおろそうとした






その時・・・





  ガチャ・・・・



壮「「!!!!」」

壮「乃愛瑠!?」

兄の二番目の娘が現れた。
俺はボォっと見ていた。




壮「おい!!
  止めろ!!」


兄がやっと顔色を変えた。
焦っている。

これが見たかった。


  


ざまあ!!



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