Everlasting true love♡♥Ⅱ
その次の日、一之瀬組の組長が死んだと、早くも情報が広がりいたるところで騒がれていた。


朝比奈組がトップにたった。


物足りない。


トップは奪った。
だが・・・・・・・



「組長、客が来ています。」

壮「分かった。」




来たのは芹菜だった。


芹「・・・こんにちは。
  叔父さん。」

壮「よく来たね、芹菜。
  兄が死んだこと・・・・
  とても悲しいよ。
  止められなくてごめんね・・・。」

俺は心にもない嘘をついた。
兄の娘とはいえ、この子に恨みはない。

少し話してさっさと帰そう。


芹「嘘つかないで。」

壮「え?」

芹「叔父さんが父さんを良く思ってないこと
  ずっと前から知ってる。
  気づいてた。
  父さん殺したのはあなたの意志でしょう?」

この子はやはり兄に似ている。
見た目も。
中身も。

賢すぎる。



きっと将来邪魔になる存在。






今のうちに大人しくさせないと・・・。



たしか芹菜は白夜とかいう族の姫。




族に組の俺が喧嘩売るのもな・・・





すぐ調べれば白夜は№2
№1の黒狼とは休戦中。


これは使えるか?




< 215 / 321 >

この作品をシェア

pagetop