Everlasting true love♡♥Ⅱ
乃愛瑠side



遠くからは大勢の叫ぶ声が聞こえる。
それでも足を止めずに走り続ける。






そして


ある一室の前で足を止める。


ドアノブにてを伸ばす



壮「乃愛瑠、やっと来たのか。」

乃「・・・。」


重い扉を力いっぱい押して開ける。

電気のついていない暗い部屋に足を踏み入れた。



  ギィィィ・・・・


  バタン!


乃「?」

壮「フ・・・」

壮太さんの笑顔が今まで見たことがないぐらい不気味だ。
なぜそんな余裕そうな笑みを?

壮「乃愛瑠・・・君は仲間を捨てる
  選択でよかったの?
  まあ、この選択は
  ある意味正しいかな?」

乃「何言って・・・」

壮「私1人なら簡単に殺して
  生き延びることができるもんね。」

1人?

壮「ここを逃げ出して鈍って
  しまったんだね。」

乃「!!!!」



この部屋には重苦しい殺気があふれている。
てっきり幹部全員の殺気かと思ってたけど・・・これ全て壮太さんのだけで・・・・・


ここには、壮太さんとあたしの2人だけ。






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