Everlasting true love♡♥Ⅱ
しばらく乃愛瑠との出会いのこととかの話をして男の人は出て行った。
光「乃愛瑠・・・
俺は・・・乃愛瑠の力になれたか?」
ギュ・・・
俺は乃愛瑠の手を優しく握る。
すると
それにこたえるように乃愛瑠も握り返した。
光「!!
乃愛瑠!?」
乃「・・・」
寝てる・・・。
気のせいか・・・?
光「あ・・・椅子倒しちまった・・・。」
海「おい。
1人だけで乃愛瑠の寝顔を堪能
してんじゃねぇ。」
光「うわ!!
いつから・・・。」
海「今だ。
なんだ?そんなに慌てて。
何かやましいことでもあるのか?」
光「ねぇよ。」
海「あっそ。」
光「お前ってそんな性格だったか?」
海「乃愛瑠が関係すると
少し変わると
前に言われたことがあるな。」
・・・・・・
光「はぁ・・・」
海「ん?」
光「鈍感・・・。」
海「何か言ったか?」
光「いや。」
シーン・・・・
他の黒狼の奴とは話せるようになったが、こいつだけは未だに無理だ・・・。
海「・・・光輝。」
光「あ?
!!
え!?」
海「なんだ。」
光「いや・・・。」
光輝?
いや、聞き間違いだな。
光「なんだよ。」
海「お前はこれからも乃愛瑠のそばに
いたいと思うか?」
光「当たり前だろ。
お前は?」
海「俺は当然そばにいるよ。」
光「・・・で?」
何が言いたいんだ?
海「昨日、乃愛瑠を連れて行こうとした
奴らいただろ。」
光「・・・ああ。」
海「今の俺達じゃかなわない。」
光「だな。」
あいつらは強かった。
きっと昨日いっさい本気を出していなかった。
海「だから俺は乃愛瑠を守れるように
なるために、強くなりたい。
一緒に上を目指さないか?」
光「一緒に・・・?」
海「ああ。
黒狼と白夜を合併させる。」