Everlasting true love♡♥Ⅱ
乃愛瑠side


乃「・・・」

お母さんの隣に来たまでは良いんだけど、何から話せば・・・。

麗「乃愛瑠。」

乃「は、はい。」

麗「ごめんなさい。」

乃「は、へ?」

なんかいろんな人に謝られてばかりだな。

麗「あなたに酷いことをたくさんしたわ。」

乃「・・・。」

どう返せば・・・。

麗「あなたを愛しているのは本当なの!
壮真が亡くなった時、あの時は弱くて、あなたを傷つけてしか自分を保てなかった。本当は自分でも乃愛瑠が悪いわけじゃないって気付いてたのに。正気に戻って何度も後悔したわ・・・。」

え?

麗「でもね、壮太のところに来てからは、壮真の死を受け止めてあなたをどうにかして守ろうと思ったの。」

守る?

麗「壮太があなたを狙っていることに気が付いたから。でも私は壮太に何度も支えられた。だから、どうしても壮太を傷つけられなかった。それであんな行動をとったの。あなたの意志でここを出て行ってもらうために。」

乃「・・・」


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