Everlasting true love♡♥Ⅱ
海斗side


‘好き’ってなんだ?
俺はずっと考えていた。


廊下につっ立ってる晶がいる。

海「晶ーどうし・・・・・」

そこには横たわる乃愛瑠。

海「乃愛瑠!?
  おい!!どうした!!」

返事がない。

海「おい、晶何があった!!」

晶「・・・・・。」

海「晶!!」

晶「・・・・・。」

晶は放心状態だ。

海「・・・とりあえず保健室に
  ・・・・・・・チッ」


こんなときに会うなんてな・・・。

光「!!」

あいつも気づいたようだ。

光「・・・・。」

殺気を出してこっちに来る。

海「殺気はしまえよ。
  乃愛瑠のからだにさわる。」

光「じゃあ乃愛瑠を俺に渡せ。」

海「俺が先に見つけたんだよ。」

光「誰がやった。お前か?」

そう言って晶を疑う。

海「晶はこんなことしねぇよ。」

光「前そいつ乃愛瑠のこと殴ってた
  じゃねぇか。」

海「・・・・。」

光「お前らなんかに乃愛瑠は
  任せられない。」

海「あ"?」

光「それに乃愛瑠は俺達の仲間、
  姫なんで後は任せろよ。

  部外者は消えろ。」

海「乃愛瑠は俺の物だ。」

光「いいや違う、乃愛瑠が欲しけりゃ
  俺らに勝つことだな。」

そう言って強い力で乃愛瑠を
俺の腕の中から奪っていった。

海「・・・・。」

悔しい気もするが今は我慢するしかない。

海「・・・・晶?」

晶「・・・・海斗・・・・。」

海「・・・ん?」

晶「俺!!」

海「ゆっくりでいい。」

晶「・・・・・。」

海「・・・・・。」

晶「いや、なんでもねぇ・・・。」

海「そうか。」

何度か言おうとしていた。
でも言いたくないならいいか。


海「誰があんなこと・・・・
  いずれ俺の物になる乃愛瑠に・・・

  見つけて・・・・(ニヤ)」


晶「・・・・。」


楽しみがひとつ増えたな。


海斗side
end


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