鈍感娘社会人になる!
海野花20才。初めて彼氏ができました。
浮かれてたけど、大さんのことまだまだ知らないことばかりだった。
慌てて、その日の夜親友の小百合に電話をすると
「初めての彼氏おめでとう!今度会わせてね。
知らないことは、これから知ればいいんだから気にしないで、いつもの花でいいんだよ。」
小百合は、いつもお姉さんみたいにアドバイスをくれるんだ。
さっ、お風呂に入って寝ようと思ったら大さんから着信が。大さん専用着信音。

「花。浮かれて忘れてたけど、明日何時なら空いてる?デートしたい。」

「明日は、夕方からなら大丈夫です。」

「場所はどこに迎えに行けばいい?」

そうして、日曜も夕方からデートになりました。大さんはそんなに口数多いほうじゃないけど、なんでも私の話をニコニコして、聞いてくれる。
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