恋した彼は白金狼《プラチナウルフ》
vol.5
人狼の秘密
●●●●●
どれくらい経ったのか分からなかったけど、目覚めたら夜中だった。
相変わらずズキズキと頭が痛む。
喉がカラカラに乾いてて、耐えられない。
顔をしかめながら身を起こして初めて、ベッドの上だと分かった。
きっと雪野先輩が運んでくれたんだ。
途端に、またしても胸がムカムカしてきた。
……どうやら本当に、先輩の事を考えると具合が悪くなるみたいだ。
……なんでかは解んないけど。
私は溜め息をつくと一階に下りて、キッチンを目指した。
……げっ。
キッチンに足を踏み入れた途端、ギクッとした。
どれくらい経ったのか分からなかったけど、目覚めたら夜中だった。
相変わらずズキズキと頭が痛む。
喉がカラカラに乾いてて、耐えられない。
顔をしかめながら身を起こして初めて、ベッドの上だと分かった。
きっと雪野先輩が運んでくれたんだ。
途端に、またしても胸がムカムカしてきた。
……どうやら本当に、先輩の事を考えると具合が悪くなるみたいだ。
……なんでかは解んないけど。
私は溜め息をつくと一階に下りて、キッチンを目指した。
……げっ。
キッチンに足を踏み入れた途端、ギクッとした。