いつまでも…
トン、トン、トン

部屋をノックしても、返事はない。

本当に寝てるのか、あいつ。

ガチャ、、、

この前来た時と、特に部屋は変わっていない。

白に統一された部屋、相変わらず綺麗な部屋。


ギシ、、、

あれ?頬に涙の跡。


しーが泣くなんて、なんかあったのか?

「んんー」

『しー!!!!早く起きろ!』

「あと、5分…だ、け…」

『は?お前、それ何度言えば気がすむんだよ』

「うるさいな!お母さん!」

『んあ?』

「え!?」
「な、な、な、なんでいるの?」

『寝ぼけたこと言ってねーで早く着替えろよ』

「き、き、着替えるから早く出てってよー!」
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