私の幼なじみは少し変わっている。
『ど、どうしたの?
きゅ、きゅうに!
熱でもある?!』
あまりにも唐突な質問にとても驚いた。
『いや、何でもねぇよ。
ここ教えろ。』
えっ、なにそれ?
変なこと聞いといて何にもないって、
『ねぇ、逆に聞くけど、あんたはいるの?』
ただ、聞かれたから聞いてるだけだよね。
うん。
そうだ。
『いるっていったら、どうする?』
といって、こちらに顔を近づけてくる、
いや、そんなこといわれたって。
よくわかんないよ。
『ま、まぁ、その場合は、
応援するよ?』
そう言うとなんか少し、
違和感を感じた。
でも、それが何だったのか、
今の私にはわからなかった。