秘密

「やっぱりなんでもないです忘れてください」

私はとっさにそう言った

それは、先生の横顔がこの話題に触れた途端悲しく見えたからだ

「今日の早川さん変だね。答え聞きたくないの?」
先生はこっちを見ずに言った

< 37 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop