恋愛ゲーム
―――ウトウトしているといつの間にか放課後になっていた
「帰るぞ」
カイが私に言った
夏目は帰り道が違い別々に帰っている
「うん!帰ろう~」
登校した時と同様、私たちはバスで帰る
私たちの家は遠いから
バスは一時間くらい乗る
バスの中では学校の話とか
私たちの昔の話とか
何気ない会話をする
学校の疲れバスの心地良い揺れで
私は眠気と戦っていた
「寝れば?」
そんな私に気づいたのか
カイが言ってくれた
カイの言葉に甘えて私は目を閉じた…