恋愛ゲーム
「ここは…」
「それよりもこっちのほうが…」
それから話し合いは続いた
カイといるとやっぱり落ち着くなぁ
カイの顔をまじまじと見た
あまりよく見たことはなかったけど
長いまつげにくっきりとした二重の目、
紅く色づいた唇、整った顔立ち…
あぁ、やっぱりカッコイイな…
え!?カッコイイ…?
無意識でそんなことを考えてた
これって…
「これって…」
「どうした、香菜?」
「わあぁぁぁ///」
私は机に突っ伏した
「え、香菜!?」
カイが心配してくれてるけど
そんなの無視。
気づいちゃった。
気づいてしまった
私のホントのキモチ。
私は、カイが
すきなんだ