大好きでした

お昼ご飯の時間。



寝たきり状態の私は、母の手を借りて
ご飯を口に運ぶ。



もう、手も足もどこも動かなくなってしまった


「お、母さん...」

「っ...ん?っ...」

「私ね、もうすぐ死ぬよ」

「え...?」

本当は分かってるくせに
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