―――――教室

私は教室に入り、座席についた。

私は朝の通学で感じた違和感を考えてた。

すると、隣から


「どうしたの?葉月。朝からボーッとして?」


友達の遥[ハルカ]が不安そうな顔で聞いてきた。


「えっ。なんでもないよ。てか、私ボーッとしてた?」


「うん。ずっとだよ?」


その時、一瞬だけど遥の口元が笑った感じがしたんだ。


私はそれを見て席から立ち上がった。





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