少女と彼らの秘密事項
学校に着きだらだら教室に入ると

「はる、おっはよーん」

「....おはよー」

「ちょっとー。朝からなにだらだらしてんのー。
シャキッとしなさいシャキッと!」

「...った!痛いわ!叩くな!」

「あーごめんごめん」

「もっと気持ちをこめろ」



だらだらしてる私にいつもどーーーり絡んでくるのが
小学校の時からの友達市ノ瀬美和(いちのせみわ)。
いわゆる幼なじみで、私のこと1番わかってくれてる
愛しき親友だけど.....まー言葉も行動も加減がない
から私の体と心はぼろぼ..いや、何でもない。もう慣れた....


「そういえばどうだったの?今朝は」

あいつのことだろう。

「あー。今日もなんでもありませんって感じで
歩いてましたよー。あー羨ましい」

化粧を直してる私に美和が聞いてきた。
たぶん昨日した、全く汗かかないんだぜあいつ!って話しを
覚えてたんだな。ほう。
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