少女と彼らの秘密事項
いつも通りの1日を過ごしていた私に

非日常が訪れるまであと8時間。

予告もなくそれはやってくるのである。





―――――――――午前10時。

私たちのクラスは来月にある文化祭に向けて
話し合いをしていた。

「実行委員やりたいひとー」

学級長の呼びかけに対して誰からの返事もない。

そりゃそうだよねー。誰もやりたくないよねー。
私もやりたくないもん。



結局誰からの返事もなく、くじ引きで決めることになった。

運がいいことを願う。





その結果――――――

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