少女と彼らの秘密事項
そんなこんなで私はいつものように
午前の授業を終え
お昼を食べて
午後の授業を受け
美和と帰ろうとしていた時だった。

「え!美和今日遊び行けないの?!」

「ごめーんはる。委員仕事が放課後入っちゃって...」

せっかくあそぼうと思ってたのに美和は忙しいらしい。
でも美和のせいじゃないし、寂しいけど
しょーがないか。

「了解!頑張ってきてよ」

「うん....。明日とか、また行こうね」


そう言い残すと美和は教室を出ていった。

今日はもう家に帰ろう。




―――――――――午後4時半。

非日常まであと2時間。
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