番外編 『N』ー甘味で候うー
1.真夜中の決意☆
「よしっ!」
真夜中の部屋でひとり仁王立ちのまま大きく頷いた。
どしどしと窓に向かう。
カーテンを少し引いて、からからっと窓を開けた。春の夜風がひんやりと頬を撫でた。
『一花は、、』
この中のどこかから見てくれてると思うけど、、
暗闇の中に彼の姿は見つけられなかった。
『おやすみー』
小さくそう呟いて、窓を閉めた。
ぶるっと震える肩を摩りながらベッドに潜り込むように飛び込む。
「割と甘いものが好きだって言ってたから、、
クリームやチョコでコーティングしたやつとか?
ナッツと合わせても良さそうかも。あ、フルーツとナッツとか?
んー、タルトは?、、シフォン?
、、ぁ、そうだ、他のみんなにも作って持っていったらどうだろ?あたしはもうみんなと同じ忍者じゃないけど、、でも、今までお世話になってたし!うん!」
こうしてその夜、あたしはどんなケーキを作るかであーでもない、こーでもないと頭を悩ませつつ、いつの間にか眠ってしまっていたのでした。
真夜中の部屋でひとり仁王立ちのまま大きく頷いた。
どしどしと窓に向かう。
カーテンを少し引いて、からからっと窓を開けた。春の夜風がひんやりと頬を撫でた。
『一花は、、』
この中のどこかから見てくれてると思うけど、、
暗闇の中に彼の姿は見つけられなかった。
『おやすみー』
小さくそう呟いて、窓を閉めた。
ぶるっと震える肩を摩りながらベッドに潜り込むように飛び込む。
「割と甘いものが好きだって言ってたから、、
クリームやチョコでコーティングしたやつとか?
ナッツと合わせても良さそうかも。あ、フルーツとナッツとか?
んー、タルトは?、、シフォン?
、、ぁ、そうだ、他のみんなにも作って持っていったらどうだろ?あたしはもうみんなと同じ忍者じゃないけど、、でも、今までお世話になってたし!うん!」
こうしてその夜、あたしはどんなケーキを作るかであーでもない、こーでもないと頭を悩ませつつ、いつの間にか眠ってしまっていたのでした。