番外編 『N』ー甘味で候うー
カラン、コロン、、


鐘が小さくなった。

「おや、、次郎、何かあったんですか?
表情がいつもと違って、何というか、、」

「何というか?」

「何とも言い難い表情?」
三田が加えた。


「ぷっ、」
次郎は横を向いて噴き出した。

『確かに。』

「さすがだなぁ、ふたりとも。」

「どういうことです?」
三田と六車は顔を合わせた。

「俺も何か飲み物、もらえる?」

「ああ、ちょうどよかったーー、、」
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