番外編 『N』ー甘味で候うー
ばたばたと階下に降りていく足音を耳に、俺は顔面に手を当てた。
言葉もみつからない。
「何をしてるんだ、俺は、、」
『次郎は食べたのに、俺は食べてない』
そんな子供みたいなこと、まさか言えるはずがない。どんなに問われても。
『、、どうする?』
俺は天井を仰いだ。
言葉もみつからない。
「何をしてるんだ、俺は、、」
『次郎は食べたのに、俺は食べてない』
そんな子供みたいなこと、まさか言えるはずがない。どんなに問われても。
『、、どうする?』
俺は天井を仰いだ。