蘭桜~永遠の信じ方~
『お前の名前は今日から疾風だ』
『、、、はやて?』
『あぁ。そして、俺らの息子だ。』
『息子?僕のお父さんとお母さんに
なってくれるの?』
『えぇ。今日から家族よ。
家に帰りましょう?』
この時、疾風は初めて俺らの前で
泣いた。
『ぼ、僕、家族になっていいの?』
『当たり前だろ?疾風は俺の大切な
息子だよ。』
そう言うと、疾風は笑った。
瞳が色を映し始めた。
それから、月日は早かった。
二年後に宝物がまた1つ増えたのだ。