さよならのかわりに…
「おっ掃除おっ掃除楽しいなっ♪」
早くほっしー来ないかなぁ~。
なんて考えていると
「何も楽しくねぇよ。」
って愛里に突っ込まれた。
「あいちゃんひどい~。」
私はちょっとふざけて返した。
「掃除楽しいとか頭おかしい。」
そう言って、愛里は溜息をついた。
も~!ほっしーがいるから、掃除楽しいのに!
でもこれ以上言うと、何か怖いからやめとこ。
愛里は本当口悪いんだから!
優しいのに口悪いんだょね~。
「……やっほ~」
下駄箱の方から誰かが来た声がした。
私はすぐにそっちを見た。
「来た!愛里行ってくる!掃除は終わり!」
私はほうきをぶん投げて、下駄箱に走った。
来た来た来たー!
ほっし~ほっし~♪
ダッシュダーッシュ!