【続】期間限定ダーリン
あたしは慶吾さんの腕の中から離れたあと、3ピースをした。それをみて慶吾さんも一瞬だけ3ピースをする。



これがあたしたちの【大好き!】のしるし。


「じゃあな!またあとで行くから。」



「うん!あとで。」


それだけいうと、慶吾さんはどこかへ行ってしまった。あたしと瑠奈はてくてくと昇降口に向かっていた。



「よかったね美玖。ここが教室の前とかじゃなくて。もし教室の前だったら今日一日恥ずかしい思いしてたんじゃない?」
< 10 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop