【続】期間限定ダーリン
「で、でもー!!」


そのときあたしのケータイの着信音がなった。


「もしもしッ??」



『あ、俺だけどさ?』


右がわの耳に聞こえるのは、低く通った慶吾さんの声。



『もうカラオケ着いたんだけど、何号室行けばいい?』


慶吾さん来るの早くない!?

まあ、たしかに待ち合わせの10分ぐらい前だけど・・・。まだ着替えの途中だし!!



「え~っと・・・。」


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