【続】期間限定ダーリン
壁の向こう側に居る瑠奈が何かを察したようで、


「104号室だからね。」

と言ってくれた。



「ひゃ、104号室です!」




『わかった、すぐ行くから。』


それだけで電話はすぐ切れてしまった。


そして、その電話の余韻にひたる前にあたしはあることに気がついてしまう。



「すぐ行くって、あたしまだっ・・・!!」


何にも準備してないんですけど・・・。
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