【続】期間限定ダーリン
そのときだった。


「美玖っ。ちょっと!」

慶吾さんに呼ばれたあたし。


「ん??」

振り向くと、軽く彼の唇にあたしの唇が当たった。


「こーいうキスも、たまにはいいだろ?」


「あたしがそれ最初にやったんですよ!!」

たしか、初キス記念日だったはず。

けれど、何回やっても慣れない慶吾さんとのキス。回数を重ねていくごとにどんどん胸の高鳴りは大きくなっていってしまっているんだ・・・。
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