【続】期間限定ダーリン
やっぱり彼はあたしをいつも笑顔にさせてくれる。

いっぱい、いーっぱい、『好き』という感情で満たしてくれる。


「ありがとう・・・。」

もう一度慶吾さんと目を合わせたあと、あたしはくすっと微笑んだ。



そんな甘ーいムードの中に、思わぬプレゼントが舞い降りてきた。


「本日誕生日の方のみご利用できるサービスです。どうぞごゆっくり。」

定員さんが運んできてくれたのは、真っ赤ないちごの乗ったショートケーキ二つ。



「誕生日おめでとうございます、ご主人様。」


これくらいしかあたしにはできないけれど、喜んでくれたかな・・・?
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