【続】期間限定ダーリン
前にもこんな香りをしたやつがいた。



・・・いやな予感がする。

早くこの場から立ち去ろうとすると、腕をつかまれてしまった。


「もしかして、慶吾さんッスか!?」


あーあぁ・・・、見つかってしまった。



「ああ・・そうだよ。」


「俺のこと覚えてますよね?」



忘れるわけがない、こんなやつのこと。



今でも鮮明に覚えている、あの日の記憶を少しだけ話そうか・・・。
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