【続】期間限定ダーリン
「いやだ。」

俺の目に入ったのは美玖の腕をつかんでいる涼ちゃんと、抵抗して手を振り払おうとしている美玖の姿。


なんでこんなことに・・・??



さっきまでの会話を聞いている限り、二人はいとこ同士らしい。会うのは年に数回だけらしい。


ほかに俺にわかることは、なにもない・・・。



「なんで?慶吾さん行っちゃったじゃん!?」

そう美玖が怒ると、涼ちゃんはうつむきながらこう言った。
< 61 / 104 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop