【続】期間限定ダーリン
「けどな?好きになることに時間とかいらねえと思う。敬語なのも、好きだから照れてるってこともあるしなッ!!」

俺はにんまりと笑って美玖を見た。


「だから?」

まだあいつは理解していない様子。


「簡単な話、美玖は俺のものだってこと。わかるよな?こんくらいの日本語は。」


「あたしも慶吾さんが好きなの!!確かに涼ちゃんのことも好きだったことはあるよ?だけど今、あたしは慶吾さんでいっぱいなの。ごめんね?」

美玖は申し訳なさそうに、下を向いた。



「勝てると思ってたんだけどなあ・・・。」

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