【続】期間限定ダーリン
「別にイヤじゃねえよ?」

さっきの会話、まだ気にしてるのか?

敬語とか呼び方とか、そんなもんは美玖の好きなようにでいいのに・・・。


美玖がいいというんだったら、【慶吾】って呼んでほしいけどな。


「でも・・・。」

なんとなくすっきりしていない様子の彼女は、じっと俺の瞳を見つめる。


彼女の潤んだ視線に映ったのは、歪んだ表情の俺。


そうか。そうだったんだ・・・。



「じゃあ、美玖は俺を【慶吾】って呼んでくれる??」


「えっ!?」
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