【続】期間限定ダーリン
ほんと、散々な誕生日。


「ただいま・・・。」

いつもなら美玖が「おかえりッ!」って言いながら、笑顔で迎えてくれるはずなのに・・。


やけに静かな雰囲気が流れている。

もしかして・・・出かけた?


んなわけねーか、今日は俺の誕生日。美玖だって楽しみにしていたはずだ!!


「早く帰ってきてね?」

朝の美玖の言葉を思い出した。


「早く帰ったほうがいいですよ?」

さっきの涼の言葉がさらに重なる。


「もしかして・・・!?」
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