【続】期間限定ダーリン
もう6人目となると、さすがに莉央も呆れてしまったの??


慶吾と付き合っていて、心が離れていく時間が怖かった。

莉央もおんなじように私から離れていっちゃうの??


「嫌・・・お願い、離れていかないで!!」


私は莉央を追って玄関を飛び出した。

あまりにも急ぎすぎていて、靴を履くことさえ忘れてしまった。けれど、そんなこと気にしていられない。


アパートの階段を駆け降りて、私の目に入ったのは車に近寄る莉央の姿・・・。


白のラッシュ、莉央の車だ!!


「莉央!」


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