あなたから離れられない
そしていよいよはるとあきが会う日がきた。
あきは夕方から会えるドキドキ感で仕事も手につかずにいました。

PM 6時半

いよいよはるとあきの待ち合わせ時間。
あきははるとの待ち合わせが待ちきれずに6時前には待ち合わせ場所には着いていました。
6時半過ぎ　はるから『着いたよ。どこにいるの？』のメール。
あきは『あと5分で着くよ』と少しだけ嘘をつきました。はるに会いたい気持ちが強いことがばれるのが恥ずかしかったんです。
5分後　あきは『着いたよ。車？』とはるにメールをしました。するとはるは『車だよ。白のエスティマだよ』と教えてくれました。あきは白のエスティマが見えた瞬間その場から動けなくなってしまいました。だって待ち合わせしていたはるは、あきの想像以上に素敵な人だったから。あきは自分がこんなに素敵な人と出会ってはいけないと思い、はるに『ゴメン。やっぱり私は会えない。』と告げました。するとはるは『迎えに行くからそこで待ってて』と一言。そしてあきははるを待つことにしました。迎えに来てくれた彼にあきは「ゴメンね。私なんか嫌だよね？｣と溢れる涙をこらえて告げました。するとはるは「大丈夫。さぁご飯食べに行こ｣と優しくあきの手を引いてはるの愛車に乗り車を走らせました。
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