こんな人生やってられない(現在)
警察に連れて行かれ
私の担当三宅さんという人が
私に話しかけてくる
「どうしたのこの傷、誰にやられたの」
そういうと私は今まで我慢していた気持ちが
溢れ出し大泣きをしながら地面に座り込んだ
すると三宅さんは私を抱きしめ
「苦しかったね、助けてあげられなくてごめんね」
と何度もいいながら抱きしめてくれた
そして色々と話し合った結果
私は養護施設という所に預けられる事となる
そして荷物をまとめ三宅さんに
養護施設という所に連れて行かれ
そこに住む夫婦二人が私を迎えてくれた
そこの施設は何個か寮があり1つ寮に
夫婦が面倒を見ている設定だった
そして旦那さんの方が
「鈴木さんはじめまして、ようこそ来てくれたね」
そういって私の荷物を持ってくれ
寮を案内されるのである
第一印象は
当時私は中学一年であり
山の奥で森しかない
田舎で何もない感じで
中学一年の私にとってはいいイメージではなかった
そして寮に入ると15人ぐらいの女の子が
私をガン見してくる
その頃私は荒れており
ガン見してくる女の子達に睨みつける
すると一人の女の子が
私の所にきて一言
「なにガン飛ばてんねん!新人が!」と言われ
私の足を蹴ってきた
それを見た夫婦は
「おいおい、新人なんだから優しくしてやれよ
お前らも入って来たばかりの頃は同じだったろうが」
とその女の子にいうと
女の子はふてぶてしく部屋に戻っていった
そして私に
「ごめんね、悪いやつではないんだけど
気にせんでいいからね」といい
寮の案内やルールなど説明された
そしてその日はご飯を食べすぐ
寝る時間だったため消灯時間で電気を消される
私はその日はなかなか眠れず
声を殺しながら泣いたのである