こんな人生やってられない（現在）

私は森の中を走っていたら
向かい側に大勢の男の子達と八尾先生の姿があった
私は見られないように下を向きながら走った

すると男の子達が
「八尾先生ー！どうしたんですかー？」というと
「ごめん！ちょっと素振りの練習でもしてて」といって
男の子達から離れた

私は下を向きながら走って行ったら後ろから
「鈴木さん！鈴木さんちょっと待って」
そういうと私の腕をとった

私は舌唇を噛みながら見られないように下を向いていたら
「ここで何をしてるの？何かあった？」といい
私の顔を見ないようにしてティッシュを渡してきた

私は先生に
「先生、私はなんでこんな誰も知らない所に
　いないといけないの、私は普通の生活を
　ただしたかっただけなのに」と八つ当たりしながら
言った

すると先生は私の手を取り
「鈴木さん！ちょっとだけ抜けだそうか！」
そういうと私の腕を引っ張り施設を出た

私は先生に
「先生、こんな事あとでバレたり見つかったら
　先生が首になっちゃうよ」というと
先生は
「俺が首になろうが何されようがいいんだけど
　一人の人間も守れないんだったら
　教師をやめても仕方ないと思う」と笑顔でいって

私はこんな顔もするだとそのギャップにビックリした
普段は大人っぽい感じで無邪気に笑うのを
見た事がなかった私は
先生も普通の一人の男性なんだとこの頃思った

それから先生は動物園や、ゲームセンター、
ご飯食べたりいろんな所に連れていってくれた

あっという間に楽しい時間が過ぎていき
時間も遅くなり施設に帰る準備をした

そして施設につくと
先生に
「今日は本当にありがとうございました
　楽しかったです」そういうと
「また何かあったら相談のるから
　いつでもゆってきて」と笑顔でいい
先生とお別れをした

私は寮に入るのを戸惑っていたら
新田先生の姿があった