母方の祖母
波留の手紙の最後に小さなメモみたいなものがあってそれはさっき手紙に書いていた波留のおばあちゃんが住んでいる住所だった。


会いに行くと、周りは田んぼと畑ばかりでおばあちゃんは優しそうな方だった。


「あんたが波留ちゃんの旦那?」



「…はい」



「男前だごど!で、波留ちゃんは一緒でねーの?」


波留が亡くなったことを話すとおばあちゃんはそうなのが…と言った。

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