卒業までに、俺を好きになってくれないか
江梨奈
【江梨奈】
お隣さんが朝から、ネクタイが結べないと
よりによって、同じくネクタイを結べない
瀬奈のところにやって来た
やっぱり… 同じ学校か…
結び方を教えると、1回で覚えてくれた
こんな時間に登校するってことは
やはり、宮原君は1番成績が良く
入学式で挨拶をするのね
先生から名前を聞いていたから
特に驚くこともなかった
宮原君が登校するため、うちを出た
「なっ!? イケメンだろ!?」
「だから、ナニ」
テンションの高い瀬奈をほったらかして
自分の支度を始める
黒いカラコンを入れ、眼鏡をかける(ダテ)
マスクをしたら、金色の髪を結い上げ
ニット帽
「本当… 病人みたいだな…」
ちょっと引き気味の瀬奈をチラリと見て
「お願いだから、学校に来ないでね!」
何度も釘を刺す
私は、Rieという名前で、モデルをしている
下着が主な為、正体がバレるのは
本当に嫌…
と言っても、子供の頃から
この病人のような格好のおかげで
バレたことは、ない
なにせ、友達と言う者に縁が無い
お隣さんが朝から、ネクタイが結べないと
よりによって、同じくネクタイを結べない
瀬奈のところにやって来た
やっぱり… 同じ学校か…
結び方を教えると、1回で覚えてくれた
こんな時間に登校するってことは
やはり、宮原君は1番成績が良く
入学式で挨拶をするのね
先生から名前を聞いていたから
特に驚くこともなかった
宮原君が登校するため、うちを出た
「なっ!? イケメンだろ!?」
「だから、ナニ」
テンションの高い瀬奈をほったらかして
自分の支度を始める
黒いカラコンを入れ、眼鏡をかける(ダテ)
マスクをしたら、金色の髪を結い上げ
ニット帽
「本当… 病人みたいだな…」
ちょっと引き気味の瀬奈をチラリと見て
「お願いだから、学校に来ないでね!」
何度も釘を刺す
私は、Rieという名前で、モデルをしている
下着が主な為、正体がバレるのは
本当に嫌…
と言っても、子供の頃から
この病人のような格好のおかげで
バレたことは、ない
なにせ、友達と言う者に縁が無い