祓い屋!
クロの前にひとりの中年男が立って

2人を待っていたといわんばかりに

手には依頼にあった青のリボンを持っている

「あなたが祓い屋ですか?おまちしてました。本当に困ってまして…」

クロの後ろにいたためか

椿の姿は依頼主からは見えなかったようで

背の高い人に化けたクロを見上げるようにし額には汗を滲ませ

今回の依頼について話している

焦りからか

クロがリボンを手にしてないのにも気付かずに話しているのが

なんだか面白くみえた
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