祓い屋!
「ここまで来たら大丈夫かな??」

銀を小梅に渡し

屋敷から離れた森の奥で

銀の回復を待つ

「私たちにとって、祓い屋の結界はとてもツラいものですわ。それをおしてまで来るなんて…ほんとに何かあったのではないでしょうか」

小梅まで銀を疑うの?

「何かって?」

「椿さま…」

結界の緩いところに来たからか

目を覚まし椿を銀が見ていた

「会合の噂があったから…私はクロさまに…クロさまに危険があるのではないかと来たまでです。クロさまには邪険にされましたがよろしくお伝え下さい。」

椿に向かってぺこりとお辞儀をするように挨拶すると

すぐにその場から離れて行ってしまった
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