祓い屋!
「あなたが?」

今まで払った妖怪とは

違う雰囲気をだす

その者に何をどうしていいか分からない

椿のすぐそばまできた制服を来た妖怪は

黙ったまま陣をじっと見つめていた

「自らやってくるとはな…お前は半妖だろ?だから定期的にヒトから生気を奪っていた…」

フェンスに登り

妖怪に向かってクロが語りかける

「その通りさ…学生に混じって細々とやってきたのに、まさか払い屋に見つかるとはね」

クロを見て

妖怪は

自傷気味に笑った
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