祓い屋!
「今日はわっぱか…」

いつものように木の枝に腰かけ

遠くからヒトが歩いて来る様子を眺めていた

着物を着た坊主頭の少年が手に枝を持つ意外は軽装で

自分のいるほうへと向かって来る

ここらに来るヒトは大抵背や腰に大きな荷物を抱えてくる

木の近くの川まで来ると

膝くらいまで水がある川中央部まで

ジャバジャバと音を立てて入るのが見えた

これから何をするのだろう?

気になって目がそらせなかった
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