カタブツ上司に愛された結果報告書
報告書⑦『予想外な本音を聞いてしまった件について』
「ヒビ……ですか?」
「はい、よく一晩我慢できましたね。とにかく入院してください」
え、嘘でしょヒビ? ……入院!?
医師の話にテンパるばかり。
昨夜、バカみたいにヒールで走って転んで足を痛めてしまった。
どうにかタクシーに乗り込み帰宅し、湿布を貼って寝れば痛みも落ち着くだろうと、安易に考えていたのが間違いだった。
今朝起きたら昨夜以上に痛みが増しており、なにより腫れ上がってしまっていたのだ。
さすがにこれでは仕事に行けないと判断し、病院へ行ってから出勤することを真由子さんに連絡し、いざ病院を訪れたものの……まさかの入院宣告に絶句してしまう。
「滑川さん、聞いていますか? 入院手続きなどについて、看護士から説明がありますので一度待合室でお待ちください」
「はっ、はい……」
いまだに混乱する中、どうにか返事をし言われるがまま診察室を後にした。
「はい、よく一晩我慢できましたね。とにかく入院してください」
え、嘘でしょヒビ? ……入院!?
医師の話にテンパるばかり。
昨夜、バカみたいにヒールで走って転んで足を痛めてしまった。
どうにかタクシーに乗り込み帰宅し、湿布を貼って寝れば痛みも落ち着くだろうと、安易に考えていたのが間違いだった。
今朝起きたら昨夜以上に痛みが増しており、なにより腫れ上がってしまっていたのだ。
さすがにこれでは仕事に行けないと判断し、病院へ行ってから出勤することを真由子さんに連絡し、いざ病院を訪れたものの……まさかの入院宣告に絶句してしまう。
「滑川さん、聞いていますか? 入院手続きなどについて、看護士から説明がありますので一度待合室でお待ちください」
「はっ、はい……」
いまだに混乱する中、どうにか返事をし言われるがまま診察室を後にした。